iTunesでCDを取り込んだあと、「同じアルバムのはずなのに、なぜか表示が分かれてしまう…」と戸惑ったことはありませんか。きちんと取り込めたと思っていたのに、アルバムが複数に分かれていたり、曲順がバラバラになっていたりすると、思わずため息が出てしまいますよね。アーティスト名ごとに別のアルバムとして表示されていると、見た目も分かりにくく、「どうしてこんな表示になるの?」と小さなストレスを感じてしまう方も多いと思います。
とくに音楽にあまり詳しくない方や、久しぶりにiTunesを整理しようと思った方ほど、「自分の操作が間違っていたのかな」「どこを直せばいいのか分からない」と不安になりやすいものです。変なところを触ってしまって、もっとおかしくなったらどうしよう、と心配になって、ついそのまま放置してしまうこともありますよね。
この記事では、初心者の方でも安心して進められるように、iTunesでアルバムがバラバラに表示されてしまう原因をやさしく整理しながら、順番に解決していく方法をご紹介します。難しい言葉や専門的な表現はできるだけ使わず、「ここを見れば大丈夫」「この流れで進めれば安心」と思ってもらえる内容を心がけています。操作に自信がない方でも、落ち着いて読み進められるようにまとめていますので、安心して続きを読んでみてくださいね。
同じアルバムなのに表示が分かれてしまう症状とは

iTunesでよく見られるのが、同じCDから取り込んだはずのアルバムなのに、なぜか複数のアルバムに分かれて表示されてしまう状態です。アルバム名は同じなのに、一覧を見ると同じタイトルがいくつも並んでいて、「あれ?」と違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。
具体的には、曲順が途中で途切れてしまい、本来1曲目から最後の曲まで並ぶはずが、別々の場所に散らばって表示されることがあります。その結果、アルバムを通して聴きたいときに、曲が飛び飛びになってしまい、操作が少し面倒に感じてしまいますよね。
また、曲ごとにアーティスト名が違う場合、それぞれが別のアルバムとして扱われてしまうケースもよくあります。オムニバスアルバムやコラボ曲が含まれているアルバムでは、とくに起こりやすい症状です。見た目上は同じアルバムに見えるのに、iTunesの中では別物として認識されているため、原因が分からず戸惑ってしまいがちです。
さらに、アルバムアートワーク(ジャケット画像)が同じなのに、複数のアルバムとして表示されることもあります。この場合、「見た目は同じなのに、なぜまとまらないの?」と不安になりますが、これも珍しいことではありません。
このように、同じアルバムなのに分かれて表示される症状には、いくつかのパターンがあります。まずは「これはよくある現象なんだ」と知っておくだけでも、必要以上に心配せずにすみます。原因を理解したうえで対処すれば、落ち着いて整理を進めることができますので、次の章で仕組みを確認していきましょう。
なぜCDから取り込むとアルバムがバラバラになるのか
CDを取り込むとき、iTunesはインターネット上のデータベースから自動的に曲情報を取得します。このとき、私たちが細かく設定しなくても、曲名やアーティスト名、アルバム名などが自動で入力されるため、とても便利に感じますよね。
ただし、この自動取得の仕組みが、アルバムがバラバラに表示されてしまう原因になることがあります。iTunesは基本的に「曲ごとの情報」を重視して管理しているため、同じアルバムであっても、曲ごとにアーティスト名が違っていると、それぞれを別のグループとして扱ってしまうのです。
たとえば、メインアーティストに加えてゲスト参加のアーティスト名が入っている曲がある場合、その曲だけ別のアーティストとして認識されてしまうことがあります。その結果、同じアルバムなのに、いくつかのアルバムに分かれて表示される状態が起きてしまいます。
また、CDの情報自体がもともと統一されていない場合もあります。アルバム名の表記が微妙に違っていたり、記号やスペースの有無が異なっていたりすると、iTunesはそれを別のアルバムだと判断してしまいます。見た目ではほとんど同じに見えても、内部的には違う情報として扱われていることがあるのです。
このような挙動は、iTunesの不具合や故障ではなく、あくまで仕様によるものです。仕組みを知らないままだと「なぜこんな表示になるの?」と混乱してしまいますが、理由が分かれば必要以上に心配しなくてすみます。
まずは、CD取り込み時に曲情報が自動で設定されること、そして曲ごとの情報が優先されやすいことを知っておきましょう。原因を理解してから対処することで、落ち着いてアルバム整理を進められるようになります。
「アーティスト」と「アルバムアーティスト」の違いを知ろう

iTunesには「アーティスト」と「アルバムアーティスト」という、名前がよく似た項目があります。そのため、初めて見る方や、普段あまり曲情報を編集しない方にとっては、「この2つは何が違うの?」と混乱しやすいポイントでもあります。
まず「アーティスト」は、その曲を実際に歌っている人や演奏している人の名前が表示される項目です。曲ごとに設定されるため、同じアルバムの中でも、ゲスト参加の曲やコラボ曲がある場合は、アーティスト名がそれぞれ異なっていることがあります。
一方で「アルバムアーティスト」は、そのアルバム全体をまとめるための項目です。アルバムを一覧で表示するときや、アルバム単位で管理するときに使われる情報で、ここが統一されているかどうかが、アルバムが1つにまとまるか、分かれてしまうかの大きな分かれ道になります。
たとえば、アルバム全体としては同じアーティストの作品でも、曲ごとのアーティスト名に「feat. ○○」などが含まれていると、アーティスト欄はバラバラになります。しかし、アルバムアーティストを同じ名前にそろえておけば、iTunesは「これは同じアルバムなんだ」と判断し、1つにまとめて表示してくれます。
この仕組みを知らないままだと、「アーティスト名は合っているのに、なぜかアルバムが分かれる」と感じてしまいがちです。ですが、iTunesは曲ごとの情報とアルバム全体の情報を別々に管理しているため、アルバムアーティストの設定がとても重要になります。
アルバムをきれいに1つにまとめたい場合は、曲ごとのアーティスト名を無理にそろえる必要はありません。それよりも、アルバムアーティストを統一して設定することを意識すると、整理がぐっと楽になります。
最初は少しややこしく感じるかもしれませんが、この違いを理解しておくと、今後アルバムが分かれてしまったときにも落ち着いて対処できるようになります。iTunes整理の基本として、ぜひ覚えておきたいポイントです。
複数アーティストのアルバムが分かれてしまう理由
オムニバスアルバムやサウンドトラック、ベスト盤など、複数のアーティストが参加しているアルバムは、iTunesでは自動的に「コンピレーションアルバム」として扱われることがあります。これは、曲ごとにアーティスト名が異なっていても、1つのアルバムとしてまとめて管理しやすくするための仕組みです。
ただし、このコンピレーションの設定がうまく合っていないと、アルバムが細かく分かれて表示されてしまいます。たとえば、一部の曲だけがコンピレーションとして認識されていなかったり、途中で設定が変わってしまったりすると、「同じアルバムのはずなのに、いくつもに分かれている」という状態になりやすくなります。
また、途中で非コンピレーションアルバムに切り替えると、今度は曲ごとのアーティスト情報がより強く反映されるため、アーティストごとに別々のアルバムとして表示されてしまうケースもあります。設定を変えたつもりが、逆に分かれ方が増えてしまい、「どうして余計にバラバラになったの?」と戸惑う方も少なくありません。
このような挙動は、操作ミスや不具合ではなく、iTunesの仕様によるものです。仕組みを知らないままだと混乱してしまいますが、「複数アーティストのアルバムは、設定次第で表示が大きく変わる」ということを理解しておくと、落ち着いて対処できるようになります。
まずは、対象のアルバムがコンピレーションとして扱われているかどうかを確認し、そのうえでアルバムアーティストの設定を見直してみましょう。仕組みを理解したうえで調整すれば、必要以上に悩まず、スムーズにアルバムをまとめられるようになります。
アルバムを1つにまとめる基本的な手順

アルバムを1つにまとめる作業は、順番さえ押さえておけば、決して難しいものではありません。まずは慌てずに、対象となるアルバムの曲をすべてまとめて選択するところから始めましょう。同じアルバムに含まれている曲を一度に選ぶことで、情報をまとめて編集しやすくなります。
曲をまとめて選択したら、曲情報を一括で編集します。このときに大切なのが「アルバムアーティスト」の項目です。ここに同じ名前を入力することで、iTunesは「これらは同じアルバムの曲なんだ」と判断し、1つのアルバムとして表示してくれるようになります。曲ごとのアーティスト名が多少違っていても、アルバムアーティストが統一されていれば問題ありません。
複数のアーティストが参加しているアルバムの場合は、最初にコンピレーションアルバムとして読み込まれているかどうかも確認してみましょう。コンピレーションとして扱われている状態でアルバムアーティストを設定すると、アルバムがきれいに1つにまとまりやすくなります。逆に、途中で設定を切り替えてしまうと、表示が不安定になることもあるため、基本的にはまとめて調整するのがおすすめです。
また、編集作業は一曲ずつ行うよりも、できるだけまとめて行うほうがミスを防ぎやすくなります。一曲ずつ編集していると、どこかの曲だけ設定が違ってしまい、結果的にまたアルバムが分かれてしまうことがあります。まとめて編集すれば、情報のズレが起きにくく、作業後も安心です。
最後に、編集が終わったら表示がすぐに変わらない場合もあります。そのときは、一度iTunesを再起動してみてください。再起動することで情報が整理され、アルバム表示がすっきりまとまることがあります。こうした一連の流れを意識することで、初心者の方でも無理なくアルバムを1つにまとめられるようになります。
設定したのに反映されないときのチェックポイント
アルバムアーティストを設定したはずなのに、表示が変わらないと、「ちゃんと操作できていなかったのかな?」と不安になりますよね。ですが、この段階で慌てる必要はありません。反映されない場合には、いくつかよくある原因がありますので、落ち着いて順番に確認していきましょう。
まず多いのが、曲を一曲ずつ編集してしまっているケースです。一見同じ内容を入力しているようでも、どこか一曲だけ設定が違っていると、iTunesはそれを別のアルバムとして扱ってしまいます。アルバムをまとめたい場合は、必ず対象の曲をすべて選択し、まとめて曲情報を編集することが大切です。
次に確認したいのが、ディスク番号の設定です。2枚組や特典ディスク付きのアルバムでは、ディスク番号が曲ごとに異なっていることがあります。この番号が揃っていないと、アルバム名やアルバムアーティストが同じでも、別アルバムとして分かれて表示されることがあります。表示が変わらないときは、ディスク番号が統一されているかを一度チェックしてみましょう。
また、アルバム名の表記ゆれも見落としやすいポイントです。見た目ではほとんど同じでも、全角と半角の違い、余分なスペース、記号の有無などが原因で、内部的には別の名前として認識されていることがあります。曲情報の画面で、アルバム名が完全に同じかどうかを確認してみてください。
それでも反映されない場合は、表示の更新が追いついていないだけのこともあります。そのようなときは、一度iTunesを終了して再起動してみましょう。再起動することで情報が整理され、アルバム表示が正しく反映されることも少なくありません。
このように、反映されないときには必ず理由があります。一つずつ確認していけば、ほとんどの場合は解決できますので、「自分だけおかしいのかも」と思わず、落ち着いてチェックしてみてくださいね。
一度直したのに、また分かれてしまう理由

せっかくアルバムをきれいにまとめたのに、しばらくすると「また分かれてしまった…」と気づいて、がっかりした経験はありませんか。ちゃんと設定したはずなのに元に戻ってしまうと、「自分のやり方が間違っていたのかな」と不安になりますよね。
このような現象が起きる原因のひとつが、Apple Musicやクラウド機能による情報の同期です。Apple Musicを利用している場合、パソコン内で変更した曲情報よりも、クラウド上に保存されている情報が優先されることがあります。その結果、整理したはずのアルバム情報が、以前の状態に書き戻されてしまうことがあるのです。
また、iPhoneやiPadなど、複数の端末で同じApple IDを使っている場合も注意が必要です。別の端末で音楽を再生したり、ライブラリを更新したりしたタイミングで、曲情報が同期され、意図せず表示が変わってしまうことがあります。自分では何も操作していないのに表示が変わったように感じるのは、この同期が影響しているケースが多いです。
さらに、CDを再取り込みした場合や、バックアップから復元した場合にも、設定がリセットされることがあります。再取り込みの際に自動取得された情報が上書きされ、アルバムアーティストやコンピレーションの設定が初期状態に戻ってしまうことも珍しくありません。
こうした場合、「またおかしくなった」と焦って何度も設定を変えてしまうと、かえって状況が分かりにくくなることがあります。表示が変わったときは、まず同期や再取り込みなど、心当たりのある操作がなかったかを振り返ってみましょう。
一度直したのに再び分かれてしまうのは、決して珍しいことではありません。不具合や失敗ではなく、iTunesとApple Musicの仕組みによるものがほとんどです。原因を知っておけば、「また起きたら同じように直せばいい」と気持ちを切り替えやすくなりますので、落ち着いて対応していきましょう。
アルバムをまとめるときに気をつけたいこと
アルバムを1つにまとめる作業は、それほど難しくありませんが、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。ここを知らずに進めてしまうと、「さっき直したはずなのに、また分かれてしまった」という状態になりやすいので、事前に確認しておくと安心です。
まず注意したいのが、編集の途中でコンピレーション設定を何度も切り替えてしまうことです。設定を試行錯誤するうちにオン・オフを繰り返してしまうと、どの状態が正解なのか分からなくなり、結果的に表示が不安定になることがあります。基本的には、方向性を決めたら、その設定のまままとめて調整するようにしましょう。
次に、アルバム名を曲ごとに少しずつ変えてしまうケースです。見た目では同じアルバム名に見えても、スペースの有無や記号の違い、全角・半角の差などがあると、iTunesの中では別のアルバムとして扱われてしまいます。編集する際は、アルバム名が完全に同じ表記になっているかを意識して確認してみてください。
また、Apple Musicの音源とCD音源を混在させたまま編集するのも注意が必要です。クラウド音源とパソコンに保存されている音源では、管理の仕組みが異なるため、情報がうまく揃わず、表示が分かれてしまうことがあります。可能であれば、CD音源はCD音源、Apple Musicの曲はApple Musicの曲というように、種類ごとに整理していくとトラブルを減らしやすくなります。
さらに、作業を急ぎすぎないことも大切です。まとめて一気に直そうとすると、設定ミスに気づきにくくなってしまいます。少しずつ確認しながら進めることで、「どこで分かれたのか」「どの設定が影響しているのか」を把握しやすくなります。
アルバムをまとめるときは、完璧を目指すよりも、「安定した状態を保つ」ことを意識してみてください。落ち着いてポイントを押さえながら作業すれば、あとから何度も直し直す必要がなくなり、安心してiTunesを使い続けられるようになります。
アルバムをきれいに保つための整理のコツ

アルバムを一度きれいにまとめても、そのあと何も意識せずに使っていると、いつの間にかまた表示が乱れてしまうことがあります。そこで、日ごろから少しだけ意識しておくと、アルバムをきれいな状態で保ちやすくなるコツをご紹介します。
まず、CDを取り込む前に「どんなアルバムなのか」を軽く確認しておくことが大切です。複数のアーティストが参加しているアルバムなのか、ディスクが何枚あるのかを把握しておくだけでも、あとからの修正がぐっと楽になります。取り込み後に慌てて直すよりも、最初に方向性を決めておくほうが安心です。
編集作業をするときは、必ず曲をまとめて選択し、一括で行うようにしましょう。一曲ずつ編集していると、設定のズレが起きやすくなり、結果的にまたアルバムが分かれてしまう原因になります。まとめて編集することで、情報が統一されやすくなり、安定した表示を保ちやすくなります。
整理が終わったあとは、一度iTunesを再起動してみるのもおすすめです。再起動することで、内部の情報が整理され、表示が正しく反映されることがあります。とくに「直したのに表示が変わらない」と感じたときは、再起動だけで解決するケースも少なくありません。
また、新しく曲を追加したあとや、Apple Musicを使って音楽を聴いたあとに、アルバム表示がどうなっているかを軽く確認する習慣をつけておくと安心です。こまめにチェックしておけば、大きく崩れてしまう前に気づくことができます。
アルバム整理は、一度やって終わりではなく、少しずつ整えていくものだと考えてみてください。完璧を目指さなくても、「今より分かりやすくなっている」状態を保てていれば十分です。無理のないペースで見直していくことで、iTunesを長く快適に使い続けられるようになります。
Apple Musicを使っている場合の注意点
Apple Musicを利用している場合、CDから取り込んだ音源とクラウド上の音源が同じライブラリ内に混在することがあります。この状態はとても便利な反面、アルバム表示が分かれやすくなる原因にもなります。見た目では同じ曲・同じアルバムに見えても、実際には管理方法が異なるため、iTunesの中では別物として扱われてしまうことがあるのです。
とくに混乱しやすいのが、曲情報を編集したあとに「元に戻ったように見える」ケースです。せっかくアルバムアーティストを整えたのに、しばらくすると以前の表示に戻ってしまい、「ちゃんと保存されていないのかな?」と不安になる方も多いと思います。しかし、これは操作ミスではなく、Apple Musicの同期機能が働いていることによる現象である場合がほとんどです。
Apple Musicでは、複数の端末(iPhone・iPad・パソコンなど)で同じApple IDを使っていると、曲情報を自動的にそろえようとします。その結果、クラウド上の情報が優先され、パソコンで変更した内容が上書きされてしまうことがあります。自分では何もしていないのに表示が変わったように感じるのは、この同期が影響している可能性が高いです。
こうしたトラブルを防ぐためには、アルバム整理の作業中は、できるだけほかの端末で音楽を再生したり、ライブラリを更新したりしないようにするのがおすすめです。また、一度に大量の曲を編集するのではなく、少しずつ確認しながら進めることで、同期のズレに気づきやすくなります。
Apple Musicを使っていると、どうしても完全にコントロールできない部分が出てきます。そのため、「少し表示が戻ることもある」とあらかじめ理解しておくだけでも、気持ちがかなり楽になります。もし再び分かれてしまっても、同じ手順で整え直せば問題ありません。
Apple MusicとiTunesを併用している場合は、完璧を目指すよりも「大きく崩れない状態を保つ」ことを意識してみてください。無理のないペースで整理を続けることで、トラブルに振り回されず、安心して音楽を楽しめるようになります。
アルバムジャケットをきれいに揃える方法

アルバムを1つにまとめたあと、意外と気になるのがアルバムジャケット(アートワーク)の表示です。曲やアーティストはきれいに整ったのに、ジャケットだけがバラバラだったり、空白のままだったりすると、少し残念な気持ちになりますよね。見た目が整うと、ライブラリ全体がすっきりして、音楽を選ぶ時間も楽しくなります。
まず試してみたいのが、iTunesのアートワーク自動取得機能です。アルバムをまとめて選択し、アートワークを取得する操作を行うと、対応しているアルバムであれば、自動的にジャケット画像が設定されることがあります。操作自体は難しくなく、初心者の方でも手軽に試せる方法です。
ただし、すべてのアルバムが必ず自動取得できるわけではありません。CDの情報が古かったり、インディーズ作品や限定盤だったりすると、うまく取得できないこともあります。その場合、「やり方が間違っているのかな?」と不安になる必要はありません。自動取得できないアルバムも珍しくないので、落ち着いて次の方法を考えましょう。
自動取得がうまくいかないときは、手動でアートワークを設定する方法もあります。インターネット上でアルバムジャケットの画像を探し、曲情報の画面から貼り付けることで、自分で好きな画像を設定できます。少し手間はかかりますが、確実に見た目をそろえられる方法です。
また、アルバムジャケットが複数に分かれて表示されている場合は、曲情報が完全に統一されていない可能性もあります。アルバム名やアルバムアーティストがすべて同じ表記になっているか、念のためもう一度確認してみてください。情報がそろうことで、ジャケット表示も自然と1つにまとまることがあります。
アルバムジャケットの整理は、必ずしも完璧を目指す必要はありません。「お気に入りのアルバムだけ整える」「空白が気になるものだけ直す」といった形でも十分です。無理のない範囲で少しずつ整えていくことで、iTunesのライブラリがより見やすく、使いやすくなっていきます。
よくある疑問
曲はまとめたのに、並び順が変になってしまいました
アルバムを1つにまとめたあと、「曲順がおかしくなった」「本来の順番と違う並び方になった」と感じることがあります。この場合は、まずトラック番号とディスク番号を確認してみてください。曲情報の中で、番号が抜けていたり、重複していたりすると、iTunesは正しい順番で並べることができません。
とくに複数枚組のアルバムでは、ディスク番号がそろっていないことで順番が崩れてしまうことがあります。番号を正しく設定し直すことで、元の曲順に戻るケースが多いので、慌てずにチェックしてみましょう。
直したはずなのに、しばらくすると元に戻ってしまいます
せっかく整えたのに、時間がたつと表示が元に戻ってしまうと、不安になりますよね。このような場合は、Apple Musicやクラウド同期の影響を受けている可能性が高いです。
複数の端末で同じApple IDを使っていると、クラウド上の情報が優先され、パソコンで変更した内容が上書きされることがあります。これは不具合ではなく仕様によるものなので、「また起きたら同じように整え直せばいい」と考えておくと、気持ちが楽になります。
アルバムアーティストには何を入力すればいいですか?
アルバムアーティストには、そのアルバムを代表する名前を入力するのがおすすめです。たとえば、オムニバスアルバムやサウンドトラックの場合は、アルバム名や「Various Artists」といった表記を使うと、1つのアルバムとしてまとまりやすくなります。
必ずしも正解が1つあるわけではないので、「自分が分かりやすいかどうか」を基準に決めて大丈夫です。表示が安定していれば、それがそのアルバムにとっての正解と考えて問題ありません。
WindowsとMacで操作に違いはありますか?
基本的な考え方や仕組みは、Windows版とMac版のiTunesで大きな違いはありません。表示の名前や操作手順が少し違うことはありますが、アルバムアーティストを統一する、まとめて編集する、といったポイントは共通しています。
そのため、操作方法が多少違っても、この記事の考え方を参考にすれば、どちらの環境でも応用できるはずです。
まとめ
iTunesで同じアルバムなのに曲やアーティストがバラバラに表示されてしまうと、最初は「何が原因なのか分からない」「自分の操作が間違っているのかも」と不安になってしまいますよね。ですが、この記事でお伝えしてきたように、多くの場合はiTunesやApple Musicの仕組みによるもので、特別なトラブルや故障ではありません。
アルバムが分かれてしまう理由を一つずつ理解し、アーティストとアルバムアーティストの違い、コンピレーション設定の考え方などを押さえておけば、初心者の方でも落ち着いて対応できるようになります。実際の作業も、順番さえ意識すれば難しい操作はなく、「まとめて選択して編集する」「表記をそろえる」といった基本を守るだけで、表示はぐっと整いやすくなります。
また、一度直しても再び分かれてしまうことがあるのは、Apple Musicやクラウド同期の影響を受けているケースがほとんどです。そのため、「また戻ってしまったらどうしよう」と過度に心配する必要はありません。同じ手順で整え直せば問題ありませんし、仕組みを知っていれば気持ちにも余裕が生まれます。
アルバム整理は、すべてを完璧に仕上げることが目的ではなく、「自分が使いやすい状態に整えること」が大切です。お気に入りのアルバムだけをきれいにしたり、気になる部分から少しずつ直したりするだけでも、ライブラリの見やすさは大きく変わります。
今回の記事を参考にしながら、できるところから無理のないペースで整理を進めてみてください。アルバムが整っていくと、音楽を探す時間が短くなり、iTunesを使う時間そのものがより快適で楽しいものになるはずです。

