きのこの鮮度ってどのくらい続くの?保存の基本をやさしく解説

毎日のごはん作りに欠かせないきのこ。
価格も安定していて使いやすく、炒め物・スープ・煮込み・パスタなど、どんな料理にも合いますよね。
でも、「気づいたら黒っぽくなってた」「少しぬめりがあって不安…」と感じた経験はありませんか?
実はきのこはとてもデリケートで傷みやすい食材なんです。
見た目はしっかりしているようでも、冷蔵庫の環境や保存方法によっては数日で劣化してしまいます。
その一方で、ちょっとした保存のコツを知っておけば、
新鮮な状態をキープしながら、ぐっと長くおいしく食べることもできるんですよ。
きのこは種類によっても状態が変わりやすく、
「しいたけ」「えのき」「まいたけ」「しめじ」など、それぞれに最適な保存方法があります。
この記事では、そんなきのこの日持ちの目安・見分け方・保存のコツを、
料理初心者の方にもわかりやすく紹介します。
また、冷蔵・冷凍・常温といった保存環境ごとの違いを丁寧に説明し、
「今すぐ食べる場合」と「しばらく保管したい場合」の両方に対応できるようにまとめています。
さらに、傷んだきのこの見分け方や、“まだ使えるライン”もやさしく解説します。
正しい方法を覚えておくことで、食材を無駄にせず、食費の節約にもつながります。
毎日の料理を安心して楽しむために、きのこの賞味期限と保存のコツをしっかり押さえておきましょう。
きのこはどのくらい日持ちする?保存期間の目安をチェック
買ったきのこをすぐに使わずに冷蔵庫へ入れる方も多いと思いますが、
実際のところ「何日くらいなら大丈夫?」と迷うことってありますよね。
きのこの日持ちは、保存する場所や状態によって大きく変わります。
ここでは、冷蔵・冷凍・常温、それぞれの保存方法での目安を紹介します。
ちょっとしたポイントを知っておくだけで、同じきのこでも2〜3倍長持ちさせることができますよ。
冷蔵保存での目安日数と置き場所のコツ
冷蔵保存の場合、基本的には2〜3日以内に食べきるのが理想です。
きのこは水分を多く含むため、湿気がこもるとすぐに変色やぬめりが出てしまいます。
購入後はパックのままではなく、軽くペーパーで包んでから保存袋に入れるのがポイントです。
保存場所は「冷蔵庫の奥」や「チルド室」など、温度が安定している場所を選びましょう。
ドアポケットのように開閉が多い部分は、温度変化が大きく劣化が早くなります。
また、冷蔵庫の中でも「野菜室」はやや温度が高めなので、
きのこを長く保ちたい場合はチルド室のほうが向いています。
もし2〜3日以内に使う予定があるなら、パックのまま冷蔵もOK。
ただし水滴がついていたら、そのままにせずキッチンペーパーで軽く拭き取ると鮮度が保てます。
このひと手間で、風味がしっかりキープされますよ。
冷凍保存なら1ヶ月ほど長持ち!
きのこは、冷凍することで驚くほど長持ちします。
目安は約1ヶ月。それだけでなく、冷凍すると旨味成分(グアニル酸など)が増すというメリットもあるんです。
つまり、保存期間が延びるだけでなく、おいしさもアップするという一石二鳥の方法なんですね。
冷凍前の基本ステップ
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石づきを切り落とし、使いやすい大きさに手でほぐす。
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水で洗うと香りが落ちるため、汚れはキッチンペーパーで軽く拭く程度に。
-
保存袋に入れて空気をしっかり抜き、なるべく平らにして冷凍庫へ。
平らにしておくことで、調理のときに取り出しやすく、解凍ムラも防げます。
冷凍保存のワンポイントアドバイス
・凍ったまま加熱するのが鉄則!自然解凍すると水分が出てベチャッとした食感になります。
・あらかじめ軽く炒めてから冷凍しておくと、調理時間を短縮できて便利。
・きのこを複数種類混ぜた「冷凍ミックスきのこ」にすれば、時短料理にもぴったり。
冷凍保存したきのこは、炒め物・スープ・パスタ・炊き込みご飯など、ほとんどの料理にそのまま使えます。
むしろ冷凍することで味に深みが出るので、積極的に活用してみてくださいね。
常温保存は基本的にNG。でも短時間ならOKなことも
きのこは湿気と高温が苦手なので、常温保存はおすすめできません。
特に夏場は半日ほどでぬめりや異臭が出ることがあります。
ただし、「買ってきてすぐ使う予定がある」ときなど、
涼しい日や気温の低い季節なら、短時間の常温保存も可能です。
一時的な常温保存のポイント
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パックから出して、軽く空気を通す(密閉しない)
-
直射日光の当たらない、風通しの良い場所に置く
-
その日のうちに使い切る
室温が25度を超えるような環境では、常温保存は避けましょう。
湿度と温度が上がると、きのこの菌糸が呼吸し、
短時間で傷みやすくなるからです。
結論として、冷蔵・冷凍のどちらかを選ぶのが安心で確実。
常温は「買ってきて数時間以内に調理する」場合だけの臨時対応として考えておくのがいいですね。
きのこが傷んでいるサインを見分けよう

冷蔵庫に入れていたきのこを取り出したときに、
「これ、まだ食べても大丈夫かな?」と思った経験はありませんか?
見た目は少しだけしっとりしているけど、
捨てるにはもったいないような気がして迷ってしまう…。
そんなときのために、ここではきのこが傷み始めたときのサインを、
見た目・におい・感触の3つのポイントで詳しく紹介します。
実は、きのこは野菜よりも早く劣化することがあります。
冷蔵庫の中でも湿気が多い場所に置くと、
ほんの2〜3日でも風味や色が変わってしまうんです。
でも安心してください。傷んでいるサインを正しく知っておけば、
「まだ食べられる」「これは危険かも」を自信をもって判断できます。
見た目・臭い・感触で分かる危険サイン
まずチェックしたいのは見た目の変化です。
新鮮なきのこは、全体にハリがあり、色も均一でみずみずしい状態。
それに対して、次のような状態が見られたら、劣化のサインかもしれません。
-
表面がベタついている
-
軸の部分が茶色く変色している
-
傘の裏に白いカビのようなものがついている
-
全体がしんなりしてハリがなくなっている
さらに、においにも注目です。
新鮮なきのこは、ほんのり土っぽい香りがする程度ですが、
劣化してくると酸っぱいようなツンとした臭いに変わります。
中にはアルコール臭や発酵臭がすることもあり、
そういった場合は加熱しても食べない方が安全です。
見た目の変化の目安
「しっとりしている=腐っている」と思いがちですが、
実は少し湿っている程度ならまだ食べられる場合もあります。
判断のポイントはぬめりの強さです。
指で軽く触れたときに、水のようにサラッとしていればセーフ。
指にまとわりつくようなベタベタした感触ならアウトです。
また、色の変化にも注目しましょう。
軽い茶色やグレーっぽい変色は自然な酸化の範囲ですが、
黒ずみや緑っぽい変色、白い綿状のカビが出たらすぐに処分を。
目で見て違和感があるときは、無理に使わない方が安心です。
においの変化にも注意
新鮮なきのこは、香りがとても穏やかで、
特有の「きのこの香ばしい匂い」がします。
ですが、傷み始めるとそれが一気に変化。
最初に気づくのは酸味のあるにおいや刺激臭です。
とくに、袋を開けた瞬間にムッとした匂いがする場合や、
鼻にツンとくるようなアルコール臭がある場合は要注意。
見た目がきれいでも、中で菌が増えている可能性があります。
「少しにおうけど大丈夫かも?」と迷うときは、
傘の裏を見てみるとわかりやすいです。
変色やぬめりがあれば、それ以上の判断はせず処分を。
食べ物の判断で迷ったときは、食べないほうが安全です。
食べたら危ないNGサイン
次に紹介するのは、「食べたら危険」な状態のサインです。
きのこは一見、加熱すれば安心なイメージがありますが、
腐敗が進んでいる場合は火を通しても食中毒のリスクがあります。
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明らかにぬめりが強い
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黒っぽくドロッとしている
-
酸っぱい臭いが強い
-
カビが確認できる
-
表面がドロドロと溶けている
このような状態になったきのこは、
もったいなくても処分するのが鉄則です。
特にお子さんや高齢の方がいる家庭では、
ほんの少しの異変でも「もう使わない」と決めてしまう方が安心です。
危険信号チェックリスト
最後に、簡単にできる“見分けチェックリスト”をまとめました。
1つでも当てはまれば、食べないようにしましょう。
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色が黒ずんでいる
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表面がべたついている
-
酸っぱい匂い・アルコール臭がする
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カビや白い膜がある
-
傘の裏が茶色く変色している
きのこは水分を多く含むため、わずかな温度差や湿度で変化します。
特に梅雨や夏場は、冷蔵庫に入れていても数日で痛むこともあるので、
こまめに状態をチェックする習慣をつけておくといいですよ。
傷みかけたきのこの“セーフライン”と“アウトライン”
「もう少しで悪くなりそうだけど、もしかしてまだ使えるかも?」
そんな微妙なラインを判断するには、見た目とにおいの両方を確認します。
セーフライン(まだ使える状態)
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傘や軸にハリがあり、表面が少ししっとりしているだけ
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においがほとんど変わっていない
-
加熱調理すれば風味が戻る程度
この状態なら、早めに火を通して使えば問題ありません。
炒め物・スープ・炊き込みご飯などにすれば、食感も気になりにくいです。
アウトライン(もう捨てた方がいい状態)
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強いぬめり・変なにおい・変色がある
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軸が柔らかくなっている
-
見た目が明らかに“しおれている”
このような状態のきのこは、迷わず処分しましょう。
「もったいないから…」と無理に使うと、
お腹を壊したり、料理の味も落ちてしまいます。
種類別!きのこの保存方法と長持ちさせるコツ
きのこはどれも同じように見えますが、実は種類ごとに水分量や香り、傷みやすさが異なります。
つまり、「しいたけの保存方法」と「えのきの保存方法」は、同じではないんです。
ここでは、どのきのこにも共通する保存の基本ルールと、
主要なきのこ(しいたけ・まいたけ・しめじ・えのき・エリンギ・なめこ・乾燥きのこ)ごとの保存ポイントを紹介します。
正しい方法を知っておくだけで、日持ちは倍以上、おいしさもぐっとアップしますよ。
保存前に共通してやるべきこと
洗う?洗わない?正しい扱い方
きのこを冷蔵や冷凍する前に、つい水で洗いたくなる人も多いですが、
きのこは基本的に洗わないほうが良いんです。
きのこはスポンジのように水を吸いやすく、洗ってしまうと風味や食感が落ちてしまいます。
どうしても汚れが気になるときは、キッチンペーパーで軽く拭く程度にとどめましょう。
えのきやしめじの根元に少し土がついているときは、カットして取り除くだけでOKです。
また、冷凍する前に石づきを落として使いやすい大きさにしておくと、調理時にとても便利。
冷凍庫から出してそのまま使える状態にしておくと、時短にもなります。
密閉と通気性、どちらがいい?保存袋の選び方
冷蔵で保存する場合は、「通気性を保つこと」がポイント。
パックのままだと水分がこもり、カビやぬめりの原因になります。
そのため、キッチンペーパーで包んでからジッパー袋に入れるのがベスト。
このとき、完全に密閉せずに軽く口を開けておくと、湿気が逃げて長持ちします。
冷凍保存の場合は逆に「空気をできるだけ抜く」ことが大事。
冷凍焼けを防ぎ、香りを閉じ込めることができます。
最近では、野菜・きのこ専用の保存袋も販売されています。
少しお値段は上がりますが、風味を保ちながら鮮度をキープしてくれるので、
料理を頻繁にする人にはおすすめです。
冷凍前の下処理にひと工夫
冷凍保存の前に、きのこを軽く炒めたりレンジで加熱したりしておくと、
調理時間の短縮になるだけでなく、旨味が凝縮されます。
また、水分を少し飛ばしておくことで、解凍時のベチャつきを防げます。
冷凍する際は、「1回に使う分ずつ小分け」しておくととても便利です。
そのままスープや炒め物に入れるだけでOKなので、忙しい日でも手早く調理ができますよ。
しいたけ・まいたけ・しめじの保存ポイント
冷蔵保存のコツ
これらのきのこは香りが豊かで、冷蔵でも比較的長持ちします。
保存する際は、湿気を避けることが大切です。
パックのままでは結露しやすいので、必ずキッチンペーパーで包み、袋に入れて保存しましょう。
また、しいたけは裏のヒダ部分が水気に弱いため、傘を下にして保存するのがおすすめ。
こうすることで、余分な湿気を防ぎ、鮮度が長く保てます。
冷凍保存のコツ
冷凍する場合は、石づきを取ってスライスまたは手で割いておくと、調理の幅が広がります。
凍ったまま煮物や味噌汁に入れてもOK。
とくにまいたけやしめじは、冷凍することで香りがさらに強まり、旨味が際立ちます。
えのき・エリンギ・なめこの保存方法
冷蔵保存のコツ
えのきやエリンギは水分を多く含むため、湿気にとても弱いです。
パックから出したらキッチンペーパーで包み、乾燥しないよう袋に入れて保存。
この状態で冷蔵すれば、3〜4日程度はおいしく保てます。
なめこは袋入りのものなら冷蔵庫で2〜3日が目安。
水洗いせず、袋のまま立てて保存するとぬめりが保たれ、風味が損なわれません。
冷凍保存のコツ
えのきやエリンギは、カットしてから冷凍しておくと調理がとてもスムーズです。
使いたい分だけ取り出せるように、平らにして冷凍しておくのがおすすめ。
また、なめこは冷凍しても食感が大きく変わらず、味噌汁や煮物にもぴったりです。
パック入り・カット済み・乾燥きのこの場合
パック入り(未開封)
未開封のパック入りきのこは、冷蔵庫で2〜3日が目安です。
袋の中に水滴がついていたら、早めに開封して湿気を拭き取りましょう。
カット済み(開封済み)
カット済みのきのこは、空気に触れることで酸化が早く進みます。
冷蔵で1〜2日、もしくは冷凍保存に切り替えるのがおすすめです。
乾燥きのこ
乾燥きのこは保存性が高く、半年〜1年ほど常温保存が可能です。
ただし、湿気に弱いので密閉容器か乾燥剤入りの瓶に入れて保管しましょう。
戻したあとは冷蔵庫で2〜3日以内に使い切るのが安心です。
冷凍ミックスきのこの作り方
いろんなきのこを混ぜるメリット
冷凍きのこは、1種類ずつよりも複数をミックスして保存するのがおすすめ。
旨味の相乗効果が生まれ、料理に深みが出ます。
しいたけの香ばしさ、まいたけの風味、しめじの食感が合わさると、
どんなメニューもワンランク上のおいしさになります。
作り方と活用法
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好きなきのこを食べやすい大きさに切る
-
すべて混ぜて保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍
-
凍ったまま炒め物やスープ、炊き込みご飯にイン!
冷凍ミックスきのこは「時間がないときの救世主」。
カレーやパスタ、和風ソースにも相性抜群で、栄養もたっぷり摂れます。
実際どうしてる?我が家の保存テクと失敗談

ここからは、実際に私の家庭で行っている「きのこの保存方法」と、
ちょっとした失敗談&そこから学んだコツをご紹介します。
ネットで見る理論的な方法も大切ですが、
実際の生活の中で「どこまで続けられるか」も大事ですよね。
私は料理が得意というわけではありませんが、
きのこをよく使うようになってから、保存の仕方に少しずつ工夫を加えていきました。
今では、1週間分まとめて買っても無駄にすることがほとんどなくなり、
冷凍庫の中にはいつも“冷凍ミックスきのこ”が常備されています。
冷蔵派・冷凍派、それぞれのメリット
きのこの保存方法は、大きく分けて「冷蔵派」と「冷凍派」に分かれます。
どちらにもメリットがあるので、ライフスタイルに合わせて選ぶのが正解です。
冷蔵派のメリットは、すぐ使える手軽さ。
使うたびに取り出しても食感が落ちにくく、風味もそのまま。
ただし、保存期間が短いので、2〜3日以内に使い切るのが理想です。
一方で冷凍派は、長期保存と時短調理が魅力。
下処理してから冷凍すれば、調理時に包丁も不要。
しかも冷凍によって旨味が増すため、味の満足度も高いです。
私のおすすめは、「一部を冷蔵・残りを冷凍」するハイブリッド保存。
2〜3日以内に使う分だけを冷蔵し、それ以外をまとめて冷凍。
これだけで、冷蔵庫の中がスッキリし、食材ロスも減らせます。
ありがちな失敗と原因
失敗①:パックのまま冷蔵庫のドアポケットに入れたらすぐ傷んだ!
以前は、スーパーで買ったきのこをそのままドアポケットに入れていました。
でも、これが大きな間違い。ドアポケットは温度変化が激しく、
きのこがすぐに水っぽくなってしまいました。
→【改善策】購入したらすぐにキッチンペーパーで包み、袋に入れてチルド室へ。
たったこれだけで、日持ちが2日ほど長くなりました。
失敗②:ラップせずに冷凍→乾燥してカピカピに!
忙しい日に慌てて冷凍したとき、ラップをしないまま保存袋に入れてしまい、
後で取り出したらカサカサになっていたことがありました。
空気に触れると冷凍焼けを起こし、風味もすっかり抜けてしまうんです。
→【改善策】しっかりラップ+保存袋で二重密閉。
空気を抜いて平らにしておくと、解凍ムラもなくなり、使いやすさが格段にアップします。
失敗③:「カット済みきのこ=洗わなくていいよね?」と油断 → カビが発生!
市販のカット済みきのこを便利だと思い、
開封後にそのまま冷蔵していたら、数日後にカビが出てしまいました。
カット済みは空気に触れる面積が多く、傷むスピードも速いんです。
→【改善策】開封後はすぐ使い切るか、冷凍保存に切り替えるのが◎。
また、購入時に袋の中に水滴がついていたら、早めに開けて拭き取ると安心です。
保存上手さんの裏ワザ集
冷凍前にレンジで軽く加熱して旨味をキープ
冷凍前に軽く電子レンジで加熱しておくと、
余分な水分が飛んで、解凍後もベチャつかずにおいしく仕上がります。
500Wで30〜40秒ほど加熱するだけでOK。
このひと手間で、香りと食感がぐんと良くなりますよ。
小分け冷凍で時短&フードロス防止
調理1回分ずつ小分けにして冷凍しておくと、必要な分だけすぐ使えます。
忙しい朝のお弁当作りや、夜のスープ作りにも便利です。
私は100円ショップの薄型タッパーを使って冷凍しており、
スタッキング(重ね置き)もできるので場所も取りません。
紙袋+保存袋で湿度をコントロール
冷蔵する際、きのこを直接保存袋に入れるよりも、
一度紙袋に入れてから袋に入れると、湿気を適度に吸ってくれます。
これでぬめりが出にくくなり、きのこのハリが長持ちします。
このように、ちょっとした工夫で保存期間やおいしさは驚くほど変わります。
一度自分の冷蔵庫の環境を見直して、
「うちのきのこはどこに置くのがベストかな?」と考えてみるのもおすすめです。
きのこに関するよくある質問(FAQ)
きのこは毎日の食卓でよく登場する食材ですが、
保存方法や賞味期限については意外と疑問が多いですよね。
「これ、まだ食べて大丈夫?」「冷凍したきのこって再冷凍できる?」など、
誰もが一度は迷ったことがあるのではないでしょうか。
ここでは、そんな“きのこ初心者さん”が特に気になりやすい質問をまとめて、
やさしく丁寧に解説していきます。
実際の体験や家庭での工夫も交えながら紹介しますので、
今日から安心してきのこを使えるようになりますよ。
賞味期限が切れたきのこ、まだ食べられる?
きのこの袋に「賞味期限」や「消費期限」が書かれていて、
少し過ぎてしまったとき、つい「大丈夫かな?」と思ってしまいますよね。
結論から言うと、賞味期限が1〜2日過ぎた程度なら、状態によっては食べられることもあります。
ただし、あくまで「保存状態が良い場合」に限ります。
次のポイントをチェックしてみてください。
-
変な臭いがしない
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黒ずみやカビがない
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ぬめりが出ていない
-
軸がしっかりしていてハリがある
これらをすべてクリアしていれば、加熱して食べても問題ないことが多いです。
逆に、少しでも「ん?」と感じたら、無理せず捨てるのが安全。
きのこは腐敗が進むと見た目だけでなく、
加熱しても風味が落ちたり、独特のえぐみが出ることがあります。
「もったいないから…」と食べるより、安全第一を心がけてくださいね。
冷凍したきのこ、解凍後はどれくらい持つ?
冷凍したきのこを解凍して使う場合、
冷蔵で1〜2日以内に使い切るのが理想です。
冷凍した時点で細胞が壊れているため、
解凍後は急速に水分が出て、傷みやすくなります。
また、一度解凍したきのこを再冷凍するのはNG。
再冷凍するとさらに水分が抜け、味も食感も落ちてしまいます。
どうしても余ってしまうときは、
味噌汁やスープなどにすぐ入れて加熱し、
「調理済みの状態」で冷蔵保存するのがおすすめです。
これなら風味を保ちながら翌日もおいしく食べられますよ。
乾燥きのこの賞味期限と保存のポイント
乾燥きのこは、常温でも長く保存できる便利な食材です。
一般的には半年〜1年ほどが目安。
ただし、開封後は湿気や光に弱くなるため、
密閉容器に入れて冷暗所で保存しましょう。
また、乾燥きのこを水で戻したあとは、
生のきのこと同じように日持ちしません。
冷蔵で2〜3日以内に使い切るのが安全です。
残った分は小分けにして冷凍しておくと、次にすぐ使えて便利です。
ちなみに、乾燥きのこは戻し汁にも栄養とうま味がたっぷり。
味噌汁や煮物のだしとして使うと、深い味わいに仕上がりますよ。
冷凍すると栄養は落ちる?旨味は変わる?
意外かもしれませんが、冷凍してもきのこの栄養はほとんど損なわれません。
むしろ冷凍によって細胞が壊れることで、
中に含まれる「うま味成分(グアニル酸)」が溶け出しやすくなり、
料理全体の味がぐっと深まるんです。
特に、まいたけ・しいたけ・しめじなどの旨味の強いきのこは、
冷凍したほうが香りも濃くなります。
栄養的にも、ビタミンB群や食物繊維は熱や冷凍に強く、
調理してもほとんど失われません。
ですので、「冷凍=味が落ちる」というのは誤解。
冷凍保存はおいしさと栄養を閉じ込める最強の方法なんですよ。
まとめ|きのこは保存方法次第で長持ち&おいしさキープ!
きのこは、日々の料理をぐっと豊かにしてくれる優秀な食材です。
ただし、水分が多くデリケートなため、扱い方を少し間違えると
すぐにぬめりや変色が出てしまうこともあります。
この記事で紹介したように、保存方法を正しく知るだけで、きのこの鮮度と風味は驚くほど変わります。
とくに、「冷蔵」「冷凍」「常温」の違いを意識するだけで、
日持ちは2倍以上になることも珍しくありません。
きのこの保存で覚えておきたい基本ルール
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冷蔵は2〜3日以内が目安。
購入後はキッチンペーパーで包み、湿気を防いでチルド室へ。 -
冷凍なら約1ヶ月保存OK。
石づきを落とし、小分けにして空気を抜いて保存。
解凍せずそのまま調理するのがポイントです。 -
常温保存は基本NG。
気温が低い時期でも半日以内に使い切るようにしましょう。 -
乾燥きのこは湿気を避けて保存。
戻した後は冷蔵で2〜3日以内に消費するのが安心です。
この4つを意識するだけで、ほとんどのきのこは長持ちします。
冷蔵庫の中でしんなりしてしまう前に、
「冷凍に切り替えるタイミング」を覚えておくのも大切です。
状態を見極める“ちょっとした観察力”が大事
きのこの鮮度チェックは、「見た目・におい・感触」の3点で判断できます。
見た目がきれいでも酸っぱいにおいがしたり、
触ったときにベタつきを感じたら、迷わず処分を。
逆に、表面が少ししっとりしている程度なら、まだおいしく食べられます。
その場合は、しっかり加熱する料理(炒め物・スープなど)に使うのがおすすめです。
冷蔵庫の中で放置してしまいがちなきのこも、
こうした目安を覚えておくと無駄になりません。
冷凍ミックスきのこで“おうちごはん”がラクに!
忙しい人ほど試してほしいのが、「冷凍ミックスきのこ」。
数種類のきのこを混ぜて冷凍しておくだけで、
お味噌汁・パスタ・炊き込みご飯・炒め物などにすぐ使えます。
しかも、冷凍することで旨味が凝縮され、
調理するたびに風味豊かな香りが広がります。
食材ロスを減らしながら、栄養も手軽にとれる一石二鳥の方法です。
冷凍庫に常備しておけば、「あと一品ほしいな」というときにも大活躍。
忙しい朝や仕事帰りでも、サッと使える頼もしい味方になりますよ。
まとめのひとこと
きのこは「保存が難しい」と思われがちですが、
ほんの少しの工夫で、長く・おいしく・ムダなく使えます。
買ってすぐに冷蔵と冷凍を分けておく、
湿気を避けて通気性を保つ――それだけで鮮度がぐんとアップ。
今日からぜひ、あなたの冷蔵庫でも試してみてください。
保存上手になれば、毎日の料理がもっとラクに、もっと楽しくなりますよ。

